高齢者の事故というよりも

日常

池袋で大規模な事故が起きました。

命を落とした若き親子のことを考えると言葉を失います。お悔やみ申し上げます。

私も同じくらいの子のいる、同世代の親です。もし家族をこのような形で失ったならば、ドライバーを許すことはないでしょう。

また私は損保業界の人間として、こういうことに他の人よりも身近におりますが、どうにも遣る瀬無い気持ちになってしまいます。

高齢者が未来ある命を奪うという構図がそうさせるのでしょうか。。。

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ただ、高齢者だからという一因だけでこの事故を完結させないで欲しいです。

私は常々思います。あっ!と思ったその瞬間にブレーキを踏めない人は運転する資格はないと考えます。

老若男女問わず、こういう人いませんか?

また疲れてる時にそうなってませんか?

また、携帯なんかいじりながら、そういう瞬間をつくってませんか?

私自身もぼーっとして運転してしまったことも何度かあります。それでもヒヤッとする瞬間に咄嗟にブレーキをかけることができるか否かで事故の大きさは変わってくると思うのです。

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そして歩行者として歩いている時のリスクは以前に比べて増しているのではないかと思います。

だから気をつけろと言っても限度がありますけれど、すこしだけ気を引き締めて、路上に立つリスクを考えた方がいいと考えます。

起きてしまったこの事故。失われてしまった命。「可愛そう」「このドライバー最悪」「だから高齢者は運転しちゃダメ」なんていう浅はかな感想だけで、この事故を理解しないでください。

どうすれば安全になるのか。明日からどう気をつけて行こうか。考え直してください。それこそが尊い命が失われた中で、私たちができる命の理由だと思うのです。

改めまして、この度お怪我をされた方、お見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方、ご遺族にお悔やみ申し上げます。

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