皆様ご存知ではないかと思うのですが、私、一応ファイナンシャルプランナーなんですね。だから私なりに昨今のニュースを見て思うことをブログに起こします。
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老後は2000万不足!
なんてニュースが騒がれてますが、私的には何を今更騒いでいるの?と思います。
先進国の中で日本がダントツ“何もしない”“国任せ”な国民性で、お金に関して学びが足りていないのが現状です。ニュースの件に関して私自身の見解を示すと、政府与党が国民へもっと運用(自助努力)せぇ!というのも理解できますし、政府の「国民年金は安泰」的な態度に野党がご立腹なのも理解できます。
政府はヤバイことを認めて、国民個々が事態打破に向けて考えなければならない時期に突入した思うのです。
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国民年金は崩壊
そもそも国が老後の面倒をみてくれるなんてのはもう諦めた方がいいです。私的には45歳以下の国民に対しては今まで払った国民年金分を返金し、それ以上の方々は、、、どうしましょ。
ただ私は30代ですが、今の40代以下は国民年金にお金を納め続けても、マイナスでしか返ってきません。そんなものに対して行政は払え!って言ってるんだから崩壊しているという表現しかありませんよね。
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貧乏のススメ
では老後を悲観するのかといえばそうではありません。ぜひ貧乏になってください!
皆さま、今までのご自身の生活水準を考えてください。私の場合は学生の頃、初めての一人暮らしをした時その時は“貧乏”でした。卵と米だけ食って生きていた気がします。そして子供が生まれた頃も“貧乏”でしたね。あ、今も貧しいです。
貧しいから頑張って働いてわずかでも生活水準は向上してるわけで、、、という仕事論はさておき、日々、生活水準の向上はあると思うのです。
40代にかけては頑張った分、贅沢していいと思うのです。贅沢して、稼いで、贅沢してでいいのですがしかし、50代に差し掛かったら貧乏になる準備をしましょう。もちろん子育てが終わって一息つきたいのもわかります。それもある程度で抑えときましょう。必ず収入は減り続けます。
もちろん極貧になれとは言いません。ただおかずを一品減らす。旅行するときホテルのランクを落とす。賃貸なら少し手狭なくらいの物件に引っ越す。なんでもいいのです。生活水準をワンランク下げる努力をしましょう。そうすれば老後の必要額というのは大きく減ります。今から老後を悲観する必要は全くないのです。
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貧乏のススメのススメ
お金の運用はそこそこ実践すればいいと思うのです。何よりも年収が少ない若者世代に運用って言ってもピンとこないと思います。iDeCoなんかや個人年金保険など、簡単でリスクの少ないお金を増やす方法はたくさんあります。
ただ、若い頃から努めなければならないこと。それは健康を保つことです。私たちの世代はおそらく終身労働が大原則ですし、何よりも貧乏のススメには健康という基盤が大切です。健康があるから今があり、健康があるから“明るく楽しい貧乏な老後”があるのです。
ぼちぼち働きましょー。先は長いのですから。。。
ぽちゆき
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