九州の子供たちの多くは基本的に自転車通学からのマイカー通勤と思います。(偏見の可能性あり)
私を含め、そういう歩みの人間は電車に乗る時すなわち旅行とかなにか特別な時なのです。
もうホームに立つ時からルンルンしちゃいますよ。それくらい特別なものです。
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私が学生の頃はまだ新幹線は博多まで。
大学行くまで、新幹線なんて1回しか乗ったことはなくて、特急電車で福岡県は博多に行って、そこから乗り継ぎしたのを覚えてます。
余談ですが20年ほど前、熊本(たしか鹿児島発だった気もしますが)から博多までドリームつばめっていう特急が1日1本出てまして、熊本発が朝4時という旅行にもお仕事にも便利な奴があった気がします。
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時は経ち、今は新幹線時代。九州にも立派なやつが通ってますね。
知ってるつばめはこれじゃない感!(笑)
しかし田舎民からすると「あ、ウチも新幹線通ってっから」的な都会アピールに使えるのが何よりも嬉しいですけどね!
にしても。。。人が居ない!駅にも車内にも人が居ない。
この日は日曜の昼下がり。駅は新水俣駅。田舎町の各駅しか停まらない駅だとしても、ホームには2組くらいしか居ないのはちょっと寂しいですね。
時刻表は、、、オゥ、シンプル。。。
田舎のバス停を彷彿させるスッキリとした時刻表には、地方新幹線の切実な現実があるのだと思います。
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こういう現状で、地方に新幹線なんて要らないというご意見があるかと思います。現状を見ると間違いなく不要でしょう。
建設費、維持費なんかも回収できるのか微妙ですし、なんか政治家の利権とか絡んでそうで。。。
でも、これを発展させないと熊本の未来はないのかなと思います。それこそこの時刻表をもっと賑やかにしないと、この地から若者は居なくなるでしょう。
私は先行投資だと考えたいです。
田舎の子供だって、ワクワクしてホームに立って、まだかまだかと新幹線を待つ権利はあると思うのです。
時間距離は確実に短くなりました。それをキッカケに若者が増え、目を輝かせて新幹線を待つ子達の姿が溢れることを願ってやみません。
ぽちゆき
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