私は問題が起きた時、その本質を見極めたいと考えます。
今、一番ホットワードになっているのは若手議員さんが戦争をほのめかすような発言をしたこと。まぁ各党のご老人議員さん達は、まるで何か別のことを隠すように、活き活きと批判合戦を繰り返し、おそらくこの議員さんも辞めることとなるでしょう。
(あまり政治的なブログにしたくないので、その問題を具体的に掘り下げるつもりはありません)
たしかにレベルの低いミスであり、あってはならない発言ですよね。。。
でも問題はそんな浅いところにありません。この議員さんを辞めさせて終わる話ではないと考えます。
私も含め、青年世代ですら戦争のことをもうフィクションとすら感じてしまっているのではないでしょうか。こんな発言が平然と出てきてしまうことの方が大問題です。
私の世代は祖父祖母がギリギリ戦争経験者という世代です。平和教育が学生の頃にあったにせよ、祖父祖母から戦争体験を聞くということは少なかったのではないでしょうか。それもそうですよね。かわいい孫に恐ろしい体験談を伝えるというのは難しいことだと思います。
でもそれが戦争を映画なんかでしか知らない世代。言葉で軽々しく戦争といってしまえる世代を作り上げました。それが間違った結果とも言えません。しかし、その世代があと10年、20年したら国を動かす世代になるのです。その時日本はどうなるでしょう。
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もちろんこういうミス、失言は起こってはいけません。
せっかくミスが発生したのであれば、ミスを活かさないと組織は前に進まないと考えます。仕事だってそうですよね?
日本という国、政治がいつまで経っても前に進まないのは、こういうところなんではないでしょうか。
私はとある議員さんの発言に対してではなく、そのミスをただ批判して罰して終わる世の中の流れに疑問を呈します。
いいんですか?このままで。。。
いいんですか?これからも。。。
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